令和元年5月2日 湯谷温泉編⑤ 覗き見可
意気消沈する中、近場でそそられる温泉はないかと思い調べていたところ、そういえば船でしかいけない温泉があって、ここにも一度行ってみたいと思っていた。
ただ船がなさそうなので断念。
とりあえず場所だけ確認して日を改めて行けばいいかと思いなおして、とりあえず湯谷温泉へ。
ここが湯谷温泉旅館への入り口。
ここを降りようとしたときに、下からおっちゃんが運転した軽トラがやってきたので、お互い軽く手を上げて挨拶する。
・・・・・・・・・・・・・
この道、車走れるのΣ(゚□゚;)
頭のいかれた温泉はどこかおかしい・・・
頭のいかれていない私は当然歩いて下っていく。
お、あったあった。
さらに建物に近づくと、中から人が出てきて、さっぱりした顔で「湯舟しかないですよ」「人はいないので箱に500円置いて入ったらいいですよ」と教えてくれる。
いやっふー!!やってるやん!!!!!!!ヽ(^o^)丿
扉を開けて入ると貼り紙が。
誰か「定休日」の意味を教えてやれよ!!!!!!!(=゚ω゚)ノ
・・・いや、でも教えたら入れないのか!!
突っ込んだら負けってこういうことなのか・・・_| ̄|○
とにかく、入れるのだから良しとしようと気持ちを切り替えて、箱に1000円札を置き中にあった500円玉をお釣りとしてとる。
500円玉の数から3人ほど先客がいたのかしら。
次くるときは500円玉ちゃんと持っていかないと。
長い廊下へと続く前の壁にまた貼り紙が。
貼り紙どおりに廊下を歩いていく。
カメムシがわんさかいるので、とにかくカメムシが体につかないよう祈りながら歩いていく。
この気持ち悪さ、動画で撮っとけばよかった。
この旅館はいつごろから使われていないんだろ。
こっそり部屋を覗いてみた。
遺体があったらどうしようってちょっと思っちゃったよ。
さらに進むと貼り紙通りにコンクリートの階段があり、さらにそこを下りていくと、男湯の入り口が・・・
来たよ・・・来ちゃったよ!!
高鳴る胸を抑えることができず服着たまま浴室の扉を開けると
おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!
階段を駆け下りると
洗い場まで温泉が来てる!!!!!!!!!!!!
すげぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!
興奮してはしゃいでいたら、浴場入り口に頭をぶつけてしまった。
とにかくさっさと服を脱いで湯につかる。
壁の真ん中にあるポンプから湯がこれでもというほどじゃんじゃん湧き出る。
浴場を見渡すとこんな感じ。
なんか、こう、廃墟化したビルの一室に偶然温泉が湧いて溜まっていた感じで、良い感じ!!
思わず、浴場の中の写真を撮りまくっちゃったけど、よい子の皆は真似しちゃダメだからね!
人がいたらトラブっちゃうし、女の子の裸を撮ったら犯罪だゾ☆
で、肝心の温泉ですが
・熱くもなくぬるくもなく本当に適温
・無色透明
・硫黄の臭いがわずかにする。
・泡が体に付着する。わずかながらだけど炭酸泉?
・飲んでいいかわからんけど、飲める
・泳ごうとしても体が沈む
という感じでした。
洗い場のところがいい深さで温泉につかりながら寝っ転がることもできます。
で、私の評価は
ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿フィーバー!!!
小躍り5つフィーバー付きです!!!
タオルが買えないとか、温泉証明書がないとかそんなちっぽけなことはどうでもいいってくらい最高でした。
富山に来て一番良い温泉だったと思う。
一人で贅沢空間を満喫してたら別の客が入ってきたので、その人に一人での贅沢空間を譲りました。
ただ旅館を出ようとしたときにバイクできた旅人が来たので、その人が贅沢空間を一人で満喫できたのはわずかな時間だったと思う。
上の旅館の写真にあるバイクは、その旅人のバイクです。
心も体も癒された私は聖地巡礼へと旅立った。
おまけ①へと続く。